house ShM
outline construction view photograph

2004.07
既存建物解体前

敷地は住宅街の一角にあり、西側を線路に面している。
2004.07
既存建物解体前

線路上の空間を通して、北には甲山が見える。
2004.07
既存建物解体工事

周囲が建て込んだ住宅地のため、解体は手作業を中心に行った。
2004.07
既存建物解体工事完了

解体工事完了後、地鎮祭を行った。
2004.07
敷地全景

解体完了後、敷地全体を南東の角から見渡す。
2004.08
地盤改良工事

地盤調査を行った結果、支持層が低いことや、地震時に液状化の心配がある軟弱地盤のため、建物を安定した状態で船のように浮かせるマイコマ工法(特許工法)を使用した。
2004.08
地盤改良工事

コンクリートで造られた直径500mmのコマを、建物の基礎下全面に敷詰める様子。
2004.08
地盤改良工事完了

コマの敷設後、上部を鉄筋でつなげた様子。
2004.08
捨てコンクリート打設完了

厚さ100mmのコンクリート床を打設し、基礎を施工する準備が完了。
2004.09
基礎鉄筋工事

基礎の底盤と基礎梁の鉄筋工事。厚い底盤で建物の重心をさげることによって、安定した構造体をつくる設計とした。
2004.09
基礎コンクリート工事完了

基礎の底盤と基礎梁のコンクリート打設が完了した様子。
2004.09
基礎の断熱と防水

基礎の立上りは、全面を厚さ35mmの炭酸カルシウムボード打込みとし、外断熱と防水機能を兼ねている。
2004.10
1階壁の鉄筋・型枠工事

外壁の型枠を片側のみ建て込んだ後に、壁の鉄筋を組んだ様子。基礎と同様、外壁全面に厚さ35mmの炭酸カルシウムボードを、外断熱材としてコンクリートに打込むために、型枠と鉄筋の間にセットしている。
2004.10
1階壁の鉄筋・型枠工事

窓廻りの開口補強を鉄筋にて施工した様子。左側では、電気配線用のチューブ及び、スイッチボックスを壁内にセットしている。
2004.11
2階床の鉄筋・型枠工事

2階床コンクリートスラブの型枠・鉄筋の施工が完了。スラブ打込み用の、電気配線用チューブ及び、スイッチボックスをセットする。
2004.11
2階床の鉄筋・型枠工事

床の段差部分の型枠を施工する様子。
2004.11
1階壁、2階床の型枠工事完了

コンクリート打設前の型枠工事が完了した様子。奥の壁には、2階との吹抜けを通して自然光が射している。
2004.11
1階壁、2階床のコンクリート工事

幅2.8mの通路部分にポンプ車と小型のミキサー車を配置した様子。
2004.11
1階壁、2階床のコンクリート工事

ポンプ車によってコンクリートを型枠に流し込むのと同時に、バイブレーターによって振動を与え、コンクリートを十分に充填させる。
2004.11
1階壁、2階床のコンクリート工事

コンクリートスラブの打設後、左官によって表面を均す。
2004.11
1階壁、2階床のコンクリート工事

上部からコンクリートを流し込むのと同時に、下部では壁の型枠を叩いてコンクリート十分に充填させる。
2004.11
2階壁の鉄筋・型枠工事

2階床のコンクリート打設後、2階壁の型枠建込と鉄筋工事を行う。
2004.11
2階壁の鉄筋・型枠工事

2階床において作業を進める様子。
2004.11
屋根の鉄筋・型枠工事

屋根の型枠が完了後、鉄筋を施工している様子。
2004.11
屋根の鉄筋・型枠工事

トップライトの開口及び梁型部分の鉄筋と型枠。
2004.11
2階壁、屋根の型枠工事完了

コンクリート打設前の型枠工事が完了した様子。屋根を支える仮設柱は、屋根のコンクリートが十分に固まり、設計強度がでるまでの約4週間このままの状態で維持する。
2004.11
2階壁、屋根のコンクリート工事

ポンプ車によって、コンクリートを打設する様子。
2004.11
2階壁、屋根のコンクリート工事

コンクリートスラブの打設後、左官によって屋根の水勾配をつけながら表面を均す。
2004.11
2階壁、屋根のコンクリート工事

左官によるコンクリート床の均しが完了した様子。
2004.12
2階壁、屋根のコンクリート工事

型枠解体後の屋上の様子。
2004.12
1階型枠解体後

コンクリート打設4週間後、十分な設計強度がでた時点で、2階床を支える支保工(仮設柱)を解体する。
2004.12
1階型枠解体後

2004.12
屋上防水工事

屋上防水には、コンクリートに直接塗布することによって、コンクリートを緻密化し躯体防水とするザイペックス工法を採用した。
2004.12
屋上防水工事

屋根面のザイペックス塗布が完了した様子。
2005.01
2階型枠解体後

2階の型枠解体が完了した様子。この時点で、部屋の空間ボリュームが確認できる。
2005.01

2階型枠解体後

型枠解体後、70mm高さの木製床の工事を開始する。

2005.01

2階型枠解体後

左側に見える斜め部分は、屋上にあがる階段部分となる。

2005.01
外壁左官工事

コンクリート外部側に打ち込んだ断熱材ロックセルボードの上に、ガラスメッシュを敷設しモルタルを塗り込む様子。
2005.01
外壁左官工事

外壁面のモルタル塗がほぼ完了した様子。

2005.01
外壁左官工事

先に取り付けた小庇部分を左官処理する様子。
2005.01
1階床木工事

1階床の木製床を組み始める様子。
2005.01
1階床木工事

1階床の断面構成。
2005.01
電気工事

コンクリート躯体に打ち込んだ配管に電気配線を通す様子。
2005.02
トップライト工事

屋上にトップライトを設置。
2005.02
造作家具工事

内装工事と並行して、造作家具の据付を行う。
2005.02
左官工事

塗装仕上げを施工する前に、コンクリート躯体表面を左官にて平滑にする。
2005.03
屋外デッキ工事

屋外デッキを、大工工事にて組み立て塗装する。
2005.03
建具工事

屋内の木製建具をつり込み、調整する。
2005.03
竣工前の中庭全景
引き渡し前に、急ピッチで仕上げ工事と片付け清掃を行う。
©2003 TEO architects